キネシオロジーと私

キネシオロジーとの出会い

キネシオロジーとは、AK(アプライドキネシオロジー)から派生した療法の総称でタッチフォーヘルス、ブレインジムもキネシオロジーの仲間です。

 1999年オーストラリアのクィーンズランド州の友人を訪ねて2週間滞在していました。近所にお住まいのカイロプラクターさんと友達になり「今日は4時間かけてカヤックで島まで行ってきた」と話をしたら、「身体の調整をした方がいい」と言ってバランスを整えてくれました。(後日、聞いた話ですがカヤックを漕いだ付近は、大きなサメが出る所だったようで知らないとは本当に恐ろしい・・・) うつ伏せ寝になって、足を曲げて「筋肉を押すからここで止めておいて」と言われて力を入れると力が入りにくい。これは何をしているの?と聞くと「筋肉テスト」だと。当時はどこの筋肉かも分からなかったですがポーズを思い出すとハムストリング筋(後ろの太もも)テストでした。セラピストさんに押される圧に負けてしまう。あれこんなに筋肉弱かったかな?とぼんやり考えていました。セラピストさんは、腰のあたりを擦ったり、骨を押したり。それからもう一度筋肉テストをしたらしっかり力が入る!「神経が繋がっている感じ」「なんやコレ!」と感じたのを思えています。1時間ぐらい全身チェックしてくれました。 

もっと驚いたのは翌日。カヤックをした一緒にした友達は、腰痛、筋肉痛、手首が痛みと腫れが出て辛そう。私はどこも痛くない!昨日の調整してもらったから!?昨日は、何の調整をしたの?と聞きに行きました。「AK:アプライドキネシオロジー」の説明をしてくれたけどちんぷんかんぷん。ただ、すごいすごいと感動したのを覚えています。

キネシオロジーを学ぶ

2006年に武田博子さんからタッチフォーヘルスを学びました。常に学びと実践をされていてキネシオロジーはもちろん他の療法にも精通されている方です。自分で調整する人は上手になるのが早いとセルフで行う筋肉テストをクラスで導入されていました。

タッチフォーヘルスを学んで驚いたことは、「弱い筋肉にアプローチする」こと。マッサージの仕事していた私にとって衝撃的でした。多くのセラピーは凝り固まった筋肉をゆるめること、ほぐすことをしているのではないでしょうか。弱い筋肉を普通の状態に、強すぎる筋肉も普通の状態に戻してあげる。納得!

クラスで経絡の調整しているときに、気の流れはよく分かりませんと言うと、「感じようと思ってやってみて」「分からないと思ってやっていると一生分からないよ」と。感じようとしない自分がいることに気づきました。タッチフォーヘルスのクラスを通して自分の考え方のクセ、鈍感、敏感なところなども分かってきました。

2008年に武田博子さんからブレインジムを学んだ時は、「こんなにシンプルで楽しいキネシオロジーがあるんだ」と感動しました。インストラクターになってブレインジムを伝えたい気持ちも沸いてきました。自信もないし不安でいっぱい。そんな時は目標設定をしてどんなインストラクターになりたいか?どんな風に教えたいのか?バランス調整をするとどんどん行動が変わっていきました。私の人生、目標設定とバランス調整でどれだけ救われたか。「特に婚活!たくさん活用して大成功♪妊娠、出産、子育て「ブレインジムと私」の経験はクラスの中でお伝えしますね。 

キネシオロジーに出会えたこと、武田博子さんから学んだことは私の人生に大きな影響を与えました。博子さんは、すぐ頼ってしまう私を依存関係ではなく「知識と経験を積んで自分の足でしっかり立つ(独立していく)」ことを導いてくれました。感謝してもしきれません。

キネシオロジーを使ってきてどう変わった?と聞かれたら 「どんどんなりたい自分になっていく。現在も更新中(^^♪)」って感じです。

>>武田博子さんの和音治療院はこちら 

暮らしの中のキネシオロジー

味噌づくり

暮らしの中で特に役立つのは、食品チェックとセルフケアです。

まず食品チェックについてご紹介します。スーパーで買い物するとき、この食品は体にとって好ましいか好ましくないかをチェックすることができます。例えば、こどもが風邪にかかった時の回復にプラスになる食品を選んだり、お菓子を買う際にこどもの健康にプラスなるかマイナスなるか判断したい時に使います。自分が嫌いな人や嫌いな食べ物を思い浮かべると体は反応しますよね。体が後ろに揺れたり、ぐらぐらしたり。 その筋肉の反応と同じです。「カラダは答えを知っている!」この手法が学べるのはタッチフォーヘルスです。 

次にセルフケアが役立った例です。今年の10月に私の腰に激痛が走りました。その時に筋肉テストをしてみると気の流れが過剰になっていることが分かり気のバランスを整えました。まだ少し違和感が残っていたので更に詳細な筋肉テストをすると足のすねの筋肉が緊張していることが分かりました。これをタッチフォーヘルスの手法を使って緩めると腰は治りました。 

子育てとキネシオロジー

琵琶湖にて

子育てに役立つのは、母と娘のバランスを整えることができることです。

穏やかでいること。一緒にたくさん遊んで娘の観察を楽しむ。母としても目標です。けれど現実はいろんな事が起こって穏やかでいれないことが多くあります。そんな時は、ブレインジムのエクササイズで整えます。数分で落ち着くことができます。娘が寝付けないときやお腹が痛いというときもタッチフォーヘルスを使ってお手当しています。効果抜群!やはりお母さんに触れてもらうのは安心するんですね。

その他に、キネシオロジーでは目標設定は否定文を使わないので肯定的な言葉がけが自然とでるのも子育てに役立っていると感じています。

「体を動かして脳は発達していく」ことをブレインジムから学び子育てにもしっかり取り入れています。特に私は「歩く」ことを重要視しています。20分~30分歩く、でこぼこ道、水たまりに入る、草むら、小山にのぼったり下りたり、土や芝生の上で裸足などいろんな感覚を経験させています。田舎暮らしは車を使うことが多いので、なるべく歩き→自転車→仕方なく車を使うようにしています。

教えていないけど娘が考えて両手にペンや絵の具を持って両手でお絵かきをします。これはブレインジムの「ダブルドゥードゥル」というエクササイズ。びっくり!